ちぃ坊のへんてこブログ

いつか私の経験ブログで誰かが立ち上がれますように。

愛しい人たちへ


希望する大学院の先生から
アカハラを受けてその進学先を断念して

他の道をたくさん考え、探して、探して
答えを求めた。
家族に。恋人に。先生に。友達に。

けれど誰も答えを教えてくれなかった。

たくさんの思案をしてくれた家族に
「これは時間ない」「私の分野じゃない」
頭が疲れてきて、鬱陶しくなって
せっかく母が作ってくれたご飯も食べず
病気で苦しむ父に心配をかけ
理系大学院を進めてくれた兄に逆ギレ
そして何も言わなくなった。

恋人は我輩とのランチの席で
「大学院に行けない理由を作ってるようにしか聞こえない。やれる事をとりあえずやってみな。」といった。帰り際、「周りには守ってくれる人がたくさんいるんだから、たくさん頼りな。きっと、大丈夫さ。」といった。
それ以上のことは、恋人は何も言わなかった。

"私の欲しいのはそんな言葉じゃないんだ,
答えを誰か教えてくれ"

そればかりしか考えられなくなって、
当たり散らして、泣いて、台無しにした。

そして、とうとう勉強もできなくなった。

ふと、思ったんだ。
私にはかかっている重みは何だろう??って。

そして気づいたんだ。私はアカハラの先生を気にして畏縮して、兄の大学院の先生を頼って申し訳なくなって。それが重みだったんだ。

自分の力を使おうとしていなかったことが自分の重みだった。自分の選んだところに自分の力で挑む道が、どれほど自由で生き生きとしたものか。

答えなんて誰も出せるはずがなかった。
家族、恋人、先生は私に答えではなく
ヒントをくれていた。
ただただ、見守るしかなかった。

あぁ、混乱する頭の中でちゃんと聞こえていたよ。全て私のための言葉だったのに。

私はけなして、突き放して、苛立って、泣いて、拗ねて。とても後悔している。

自業自得なんだ。わかっている。
酷いことをした、ごめんなさい。
こんなにも助けられたのに。

いくら年を重ねても大人になった気がしない。

離れていかないで、前よりは強くなれるから。
頑張るから。
泣きたいほどにとても大好きなのだ。
泣きたいほどにとても愛しいのだ。

私をもう一度抱きしめてくれませんか。